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SSRIやCa拮抗薬などの薬剤と緑内障リスクの関連を検討

2018年3月29日  Ophthalmology

米国の健康保険申請データを用いて、外科的処置を実施した原発性開放隅角緑内障(POAG)患者6130例を対象に、術前5年間の処方薬とPOAGとの関連を検討。対照は白内障手術を施行した患者(緑内障診断歴なし)3万650例とした。 薬剤分類423種、ジェネリック医薬品1763品を調査した結果、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)にPOAGリスク低下との強い関連を認め(オッズ比0.70)、この分類の中で最も強い関連を認めたのがシタロプラムだった。Ca拮抗薬にはPOAGリスク上昇との強い関連を認め(同1.26)、この分類の中で最も強い関連が認められたのがアムロジピンだった。...