研修医の精神的健康度、女性の方が不良

米国の一般外科研修医7395人を対象に、労働時間、燃え尽き症候群発生状況、精神的健康度の性差を検証した。 その結果、女性研修医は男性研修医に比べ、28時間超の病院滞在または週80時間超の勤務の発生率、疲労感および燃え尽き症候群発生率が高かった（いずれもP＜0.001）。不幸感や憂鬱感など精神的健康度不良の発生率も女性の方が高かった（P＜0.01）。定性分析では、女性メンターやリーダーの不在、両性的な役割に対する責任、性の同化などが要因として特定された。 ...