プロテオミクスバイオマーカー、良性肺小結節識別感度は97%
8-30mmの肺小結節を有する685例の患者を対象に前向き観察研究を実施し、血漿タンパク質LG3BPおよびC163Aの相対的存在量と臨床的リスク予測モデルを統合した良性悪性分類法の精度を検討した(PANOPTIC試験)。 その結果、医師の判定で悪性確率50%以下の肺小結節患者178例の肺癌有病率は16%だった。統合分類法の良性小結節識別感度は97%、特異度は44%、陰性的中率は98%だった。PETや既に有効とされている肺結節リスクモデル、臨床医による推定癌確率よりも優れていた(P<0.001)。 ...
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