有効性比較研究に「生けるネットワークメタ解析」

ネットワークメタ解析を経時的に更新する「“生ける”ネットワークメタ解析（”living” network meta-analysis）」と従来のペアワイズメタ解析で、効果差を検出できる頻度と早さを比較した。 その結果、有効性を比較した研究49件のうち、7件では両メタ解析で、10件ではネットワークメタ解析のみで強いエビデンスが得られた。エビデンス取得までの期間の中央値は、ネットワークメタ解析で19年、従来のメタ解析は23年だった（ハザード比2.78、95％CI 1.00-7.72、P＝0.05）。 ...