電子たばこ常用者の約1割が週4回以上飲酒

頭頸部癌の主要危険因子である飲酒と喫煙に関して、米国で2014-15年の国民健康調査に回答した成人2億4110万人を対象に、電子たばこと飲酒または従来の喫煙併用の状況を横断分析で調査した。 その結果、電子たばこ常用者の58.4％（P＜0.001）、中等量ないし多量（週4-7回）飲酒者の17.7％（P＜0.001）が日常的に喫煙していた。電子たばこ常用者の中等量ないし多量飲酒は11.2％（P＜0.001）、喫煙しない電子たばこ常用者では8.9％（P＜0.01）だった。電子たばこ常用患者では、飲酒・喫煙の同時曝露の有無も考慮すべきと示唆された。...