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重症アナフィラキシーの予測因子を特定

2018年4月19日  Allergy

欧州11カ国122施設が参加するアナフィラキシー患者の登録データを用いて、重症アナフィラキシーの予測因子を探索した。 その結果、肥満細胞症の高齢者が重症アナフィラキシーのリスク上昇の最も重要な予測因子だった(オッズ比3.1、CI 2.6-3.7)だった。このほか、激しい運動(同1.5、CI 1.3-1.7)、男性(同1.2、1.1-1.3)、精神的負担(同1.4、1.2-1.6)、アレルゲン曝露直前のβ遮断薬服用(同1.9、1.5-2.2)やACE阻害薬服用(同1.28、1.05-1.51)が関連していた。 ...