米国で従来治療薬に抵抗性または不耐性を示す18歳以上の活動性全身性エリテマトーデス(SLE)患者40例を対象に、シロリムスの有効性および安全性を第I/II相単一群非盲検試験で検討した。 その結果、12カ月間投与を完遂した29例中16例(55%)では、試験登録時と比べて疾患活動性評価指標SLEDAIが10.2から4.8に、BILAGが28.4から17.4にそれぞれ低下した(いずれもP<0.001)。好中球数、ヘモグロビン、HDLコレステロールの中等度低下が見られたが、いずれの変化も安全と考えられる範囲内だった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。