2次性MS治療薬、P3で障害進行抑制

2次性進行型多発性硬化症患者1645例を対象に、選択的スフィンゴシン-1-リン酸受容体サブタイプ1および5（S1P1およびS1P5）選択的調節薬siponimodの有効性をプラセボ対照二重盲検比較第III相試験で検討した（EXPAND試験）。 その結果、siponimod群の26％、プラセボ群の32％に3カ月以上継続する身体的障害進行が見られた（ハザード比0.79、95％CI 0.65-0.95、相対危険度低下21％、P＝0.013）。重篤な有害事象はsiponimod群の18％、プラセボ群の15％で報告された。...