再発・難治性CLLにvenetoclax＋リツキシマブが有効

再発性または難治性の慢性リンパ性白血病（CLL）患者389例を対象に、venetoclax＋リツキシマブとベンダムスチン＋リツキシマブの治療効果を第III相試験で比較した。 その結果、2年無増悪生存率はvenetoclax併用群で有意に高かった（84.9％ vs. 36.3％、病勢進行または死亡のハザード比0.17、95％CI 0.11-0.25、P＜0.001）。グレード3または4の好中球減少発生率はvenetoclax併用群で高かったが、発熱性好中球減少および感染、寄生虫感染の発生率はベンダムスチンの方が高かった。...