禁煙補助としての電子たばこ、継続性が課題
2018年5月8日
Annals of Internal Medicine
退院後に禁煙を予定している成人喫煙者1357人を対象に、電子たばこの使用と禁煙との関連を無作為化比較試験の2次データ解析により検討した。 その結果、参加者の28%が退院後3カ月以内に電子たばこを使用していた。傾向スコアでマッチさせた237組との比較では、電子たばこの使用者は非使用者よりも6カ月時点の節煙率が低かった(10.1% vs. 26.6%、リスク差-16.5%、95% CI -23.3--9.6%)。退院後3カ月時、半数以上の喫煙者が禁煙の補助として電子たばこを使用していたが、ほとんどは定期的に使用しなかった。 ...
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