1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. ぶどう膜炎寛解後のアダリムマブ治療最適化、安全で費用対効果高い

ぶどう膜炎寛解後のアダリムマブ治療最適化、安全で費用対効果高い

2018年5月9日  Ophthalmology

ベーチェット病による難治性ぶどう膜炎がアダリムマブ(ADA)投与で寛解した患者65例を対象に、寛解後のADA療法最適化の有効性、安全性および費用対効果を非盲検多施設試験で検討した。23例は患者と医師の共有意思決定により治療を最適化し、残りの42例にはADA 40mgを2週に1回皮下投与した。 その結果、ほとんどの眼科関連の転帰は両群で同等だった。治療関連副作用は非最適化群にのみ見られ、ADA治療費の平均値は最適化群で有意に低かった(6101.25ユーロ/患者・年vs. 12 339.48ユーロ/患者・年、P<0.01)。...