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生検精度、スタイレットの有無で変わらず

2018年5月9日  Surgical Endoscopy

消化管近傍に充実性病変を有する患者114例を対象に、超音波内視鏡下での組織採取時に25ゲージのコア生検針のスタイレットの有無による影響を前向き無作為化試験で検討した。 その結果、穿刺の回数や合併症などでスタイレットの有無による差はなかった。悪性腫瘍の診断精度は、細胞診(スタイレットあり群93% vs. なし群91.2%)および組織診(86.0%vs. 87.7%)のいずれにも差はなかった。処置時間は、なし群があり群に比べて有意に短かった(32.4±11.7分 vs. 39.7±8.6分、P<0.001)。...