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食道癌、IDO1発現が全生存率低下と有意に関連

2018年5月10日  Annals of Surgery

日本で根治的切除術を施行した食道癌患者305例を対象に、インドールアミン-2,3-ジオキシゲナーゼ(IDO1)発現と臨床転帰の関連を検討した。 その結果、IDO1陰性群は陽性群に比べ全生存率が有意に高かった(ハザード比1.75、95%CI 1.12-2.67、P=0.015)。CD8の高発現は全生存率およびIDO1の低発現と有意な正の相関を示した。このほか、IDO1およびCD8発現に基づく層別化が全生存率と有意に関連した(log-rank検定のP=0.0024)。...