成人脊椎変形症、再入院費押し上げる要因を特定

米国で成人脊柱変形症に対する脊柱矯正術を施行した695例を対象に、再入院費用増加の要因を後ろ向きレビューで検討した。 その結果、全再入院率24％、30日再入院率8.8％、90日再入院率11.7％だった。患者および外科的要因を調整後、最も高額な再入院の理由は、順に偽関節、感染、近位隣接椎間後湾変形で、合わせて再入院費の73％を占めていた。高齢（P＝0.001）、レベル8以上での固定（P＝0.01）、入院期間指数（P＜0.0001）が再入院費の増加に独立して関連した。...