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関節全置換術、BMIによる適応判断のトレードオフを検討

2018年5月16日  The Journal of Bone & Joint Surgery

米国で関節全置換術施行患者2万7671例を対象に、手術適応判断にBMIを用いた場合の合併症回避と治療機会喪失のトレードオフを後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、BMI≧40を手術不適応とした場合、1148例が合併症を回避できず、83例が合併症を避けられると推定され、合併症の陽性的中率は6.74%だった。BMI≧30を手術不適応とすると合併症陽性的中率は5.33%、コイントスなどで適当に判断する場合は5.05%だった。...