股関節置換術の77%で開創器使用による大腿神経振幅低下
2018年5月21日
The Journal of Bone & Joint Surgery
日本で前方進入法による人工股関節全置換術を施行した患者22例を対象に、術中の寛骨臼前壁への開創器使用が大腿神経に及ぼす影響を運動誘発電位(MEP)記録の解析で検討した。 その結果、大腿神経の平均振幅は術前の100%から開創器配置直後に54%に低下した(P<0.01)が、術後に77%へ改善した(P<0.01)。開創器配置直後の大腿神経の振幅低下は17例(77%)に認められた。...
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