過活動膀胱のボツリヌス治療後UTI、定義がまちまち
2018年5月23日
The Journal of Urology
特発性および神経因性の過活動膀胱(OAB)患者にA型ボツリヌス毒素を投与した後の尿路感染症(UTI)発症率を正確に把握するため、臨床試験50件のシステマティックレビューを実施した。 その結果、尿路感染症の診断基準が定義されていた27試験で、10の異なる定義が確認された。欧州泌尿器学会議の尿路感染症基準に準拠する定義を用いた試験はなかった。神経因性膀胱対象の10試験のうち2試験では、米国国立障害・リハビリテーション研究所の基準が用いられていた。...
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