フェイキックIOL、角膜内皮細胞は長期的に保持される
強度近視の130眼を対象に、虹彩支持型有水晶体眼内レンズ(pIOL)挿入後の角膜内皮細胞密度(ECD)の変化を後ろ向きに評価し、細胞残存の予測モデルを作成。 その結果、術前のECDは2770±265(2134-3200)cells/mm2で、術後1年間に平均1.83%減少した。その後の年間低下率は平均0.87%、3500、3000、2500、2000個の細胞が閾値の1500個まで減少するのに要する年数はそれぞれ96、78、57、32年と推定された。著者らは、フェイキックIOL挿入は角膜内皮細胞を大きく損なうことなく強度近視を矯正できる安全な術式だと結論を示した。 ...
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