米国で非経口プロスタノイド(静注エポプロステノール、静注または皮下注トレプロスチニル)治療を開始した肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者195人を対象に、後ろ向きコホート研究で転帰を検討した。 その結果、生存率は1年後84%、2年後77%、3年後67%だった。生存率は、2015 年の欧州心臓病学会・呼吸器学会(ESC/ERS)合同ガイドラインが推奨するリスク分類基準との関連が見られ、低リスク所見がなく高リスク所見が複数見られる場合の転帰が特に不良だった。...
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