mCRPCの全身療法、精密医療に向けて広がる選択肢
2018年5月29日
European Urology
転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の全身療法と薬剤開発状況の文献レビューから精密診療(Precision Oncology)時代の癌戦略を探った。 この数年間、ドセタキセル以外の薬剤で第III相試験で生存率改善が示され、塩化ラジウム-223およびデノスマブによって骨転移治療の選択肢も増えた。治療の個別化や投与順序決定に資する予測バイオマーカーとしての遺伝子変異情報が明らかになりつつあり、バイオマーカーに基づく特定の患者集団に対するPARP阻害薬およびPD-1阻害薬の臨床試験が進行中である。...
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