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mpMRIによる「トリアージ検査」、前立腺生検の約半数を回避の可能性

2018年5月31日  The Journal of Urology

イタリアで前立腺癌が疑われる男性1032例を対象に、マルチパラメトリックMRI(mpMRI)の診断精度を検討した。 その結果、臨床的意義のある前立腺癌の見逃し(偽陰性率)は経会陰的多部位前立腺生検4.5%に対しPI-RADS>3の標的生検で16.2%、PI-RADS>4では39.7%だった(P<0.0001)。mpMRIを「トリアージ検査」として用いると、カットオフ値PI-RADS>3で49.3%、PI-RADS>4で73.6%の患者が生検を回避できると推算された。...