早期NSCLCへのニボルマブ術前補助療法、病理学的奏効率45%

切除可能な早期非小細胞肺癌（NSCLC）未治療患者20例を対象に、術前補助療法としての抗PD-1抗体ニボルマブの安全性と実行可能性をパイロット試験で検討した。 その結果、ニボルマブの副作用プロファイルは許容可能で、手術遅延との関連は見られなかった。病理学的奏効達成率は45％で、PD-1陽性腫瘍およびPD-L1陰性腫瘍のいずれにも治療効果が見られた。病理学的寛解と治療前の腫瘍組織中遺伝子変異量との間に有意な相関が見られた。...