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食道切除後の退院遅延、予測モデルで100%特定

2018年6月1日  Annals of Surgery

食道切除後に術後回復強化(ERAS)プロトコルによる周術期管理を実施した患者286例を対象に、退院遅延の予測因子を検討した。 多変量回帰分析の結果、米国麻酔科学会術前状態分類≧3、非ハイブリッド食道切除術、手術時間>255分などが退院遅延と関連することが明らかになった。退院遅延を予測するロジスティック回帰モデルは統計的に有意で(P<0.001)、症例の81.9%を正確に分類した。別の23例で検証した結果、予測スコアは退院遅延を100%正確に特定した。...