予後良好の中リスク前立腺癌、悪性病理所見があると予後不良
2018年6月4日
The Journal of Urology
Grade Group(GG)2で予後良好な中リスク前立腺癌患者4万2720例と低リスク患者5万1688例を対象に、悪性病理所見の割合と生存率をコホート研究で比較した。 その結果、根治的前立腺摘除術時、低リスク群の6.8%、中リスク群の20.8%に悪性病理所見(GG3、pT3b、pN1以上)を認めた(相対リスク3.06、95%CI 2.95-3.17、P<0.001)。予後良好の中リスク群は悪性病理所見があるため低リスク群と比べて全生存率が低かった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。