静脈性下肢潰瘍への血管内焼灼、早期介入で潰瘍治癒促進
2018年6月4日
New England Journal of Medicine
静脈性下腿潰瘍患者450例を対象に無作為化試験を実施。表在静脈に対する血管内焼灼術の早期介入の効果を遅延介入と比較した(EVRA試験)。 その結果、早期介入群(圧迫療法+早期血管内焼灼術実施)では潰瘍治癒までの期間中央値が56日で、圧迫療法単独群の82日よりも短かった(ハザード比1.38、1.13- 1.68、P=0.001)。24週時の治癒率はそれぞれ85.6%と76.3%、試験登録後の無潰瘍期間中央値は306日と278日で、いずれも早期介入群の方が優れていた。...
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