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胃癌の腹腔鏡下手術、開腹手術に非劣性

2018年6月5日  Annals of Surgery

日本で胃切除術を施行したII期またはIII期の胃癌患者を対象に、開腹手術と腹腔鏡下手術の長期転帰をコホート研究で比較した(LOC-A試験)。 その結果、傾向スコアでマッチさせた開腹群と腹腔鏡群(各群305例)の5年全生存率はそれぞれ53.0%、54.2%で、腹腔鏡手術の開腹手術に対する全生存のハザード比は1.01(95%CI 0.80-1.29)となり、腹腔鏡手術の非劣性が示された。再発率は開腹群30.8%、腹腔鏡群29.8%で、ハザード比は0.98(同0.74-1.31)だった。...