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HIV妊婦の3種のART、出生転帰ほぼ同等

2018年6月5日  New England Journal of Medicine

HIV感染妊婦の出生児4646例を対象に、抗レトロウイルス療法(ART)による有害な出生転帰のリスクを3つのレジメンで比較した。 その結果、テノホビル+エムトリシタビン+リトナビル増強ロピナビル(TDF+FTC+LPV/r)群のジドブジン+ラミブジン+LPV/r群に対する早産と低出生体重のリスク比は0.90(95%CI 0.60-1.33)と1.13(同0.78-1.64)。TDF+FTC+リトナビル増強アタザナビルに対しては1.14(同0.75-1.72)と1.45(同0.96-2.17)だった。...