転移性NSCLC、ペムブロリズマブ上乗せで生存率改善

米国でEGFRまたはALK変異のない転移性非扁平上皮非小細胞肺癌（NSCLC）未治療患者616例を対象に、標準化学療法へのペムブロリズマブ上乗せ効果を第III相二重盲検試験で検討した（KEYNOTE-189試験）。 その結果、追跡期間中央値10.5カ月での12カ月全生存率はペムブロリズマブ群69.2％、プラセボ群49.4％（P＜0.001）、無増悪期間中央値はペムブロリズマブ群8.8カ月、プラセボ群4.9カ月（P＜0.001）であった。グレード3以上の有害事象発生率はペムブロリズマブ群67.2％、プラセボ群65.8％だった。...