原発開放隅角緑内障患者192例の292眼を対象に、黄斑部神経節細胞+内網状層(GCIPL)菲薄化の進行パターンを後ろ向き観察研究で検討した。 3次元眼底像撮影装置(OCT)を用いた緑内障視野障害進行解析(GPA)の結果、72眼でGCIPL菲薄化の進行を認めた。進行パターンはGCIPL欠損部の拡大が42眼で最も多く、欠損部の深化が19眼、欠損の新規発生が15眼だった。視野障害進行を認めた41眼のうち25眼ではGCIPL菲薄化が先行し、9眼では同時進行だった。...
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