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小児移植患者、19年の追跡調査で皮膚癌認められず

2018年6月8日  British Journal of Dermatology

小児移植患者45例(腎臓移植8例、肝臓移植37例)を対象に、移植後の皮膚癌や前癌病変の有病率および危険因子を縦断的追跡で調査した。 その結果、追跡期間中央値19年で、皮膚癌や前癌病変は検出されなかったが、2004年時(移植後5-16年時点)と比較すると41例に良性母斑の増加が見られた(P<0.001)。2014年の評価時、良性母斑の71%は頭頸、腕、脚部などの日光曝露部位に発生していた。定期的に日焼け止めを使用していた患者の方が腕に良性母斑が多く確認された(P=0.008)...