特発性または遺伝性の肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者277例を対象に、血清中の塩化物濃度が長期生存に及ぼす影響を検討した。 年齢、性別、肺血管抵抗(PVR)、利尿薬またはプロスタサイクリンアナログ製剤の使用、血清クレアチニンおよびナトリウムで調整後、PAH診断後6カ月時の血清塩化物濃度が100mmol/L以下の患者は死亡率が高かった(100mmol/L超に対するハザード比1.83、95%CI 1.11-3.00)。...
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