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手術による死亡率、50代女性外科医が最も低い

2018年6月11日  British Medical Journal

2011-14年に外科医4万5826人による非待機的大手術を受けたメディケア受給者89万2187例を対象に、外科医の年齢別および男女別の術後死亡率を観察研究で検討した。 その結果、入院中または術後30日以内の調整後死亡率は、高齢外科医の方が若年外科医に比べ低かった(傾向検定のP=0.001)。外科医の性別による死亡率の差はなかった(女性外科医6.3%、男性外科医6.5%、調整オッズ比0.97、95%CI 0.93-1.01)。外科医の性別で層別化すると、60代の女性外科医を除いて、男性および女性外科医の年齢が上がるほど患者死亡率が低下した。50代の女性外科医で手術死亡率が最も低かった。...