1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 高齢NSCLC、低侵襲手術で非癌死亡率低下

高齢NSCLC、低侵襲手術で非癌死亡率低下

2018年6月11日  Annals of Surgery

非小細胞肺癌(NSCLC)に対する肺葉切除術を施行した高齢患者を対象に、低侵襲手術(MIS)と開胸手術後の死亡率を検討した。 傾向スコアでマッチさせた開胸群と低侵襲群(各群338例)を比較した結果、低侵襲手術は入院期間短縮(P<0.001)、癌以外による1年死亡率低下(P=0.027)、癌以外による累積死亡率低下(P=0.014)との関連が見られた。多変量解析では、開胸手術が癌以外による死亡の有意な危険因子だった(サブハザード比2.45、95%CI 1.18-5.06、P=0.016)。...