肥満手術で骨折リスクが2倍に

1985-2015年に単一施設で肥満手術を施行した患者3439例を対象に、術後骨折の長期リスクを検討。 追跡期間中央値7.6年で220例（6.4％）に骨折が発生した。多変量ロジスティック回帰分析の結果、喫煙とルーワイ胃バイパス術が骨折の独立した予測因子だった。傾向スコアでマッチさせた肥満手術を受けていない肥満患者3880例と比較すると、肥満手術を受けた患者の骨折リスクは2倍以上高かった（6.4％ vs. 2.7％、P＜0.0001）。...