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2型糖尿病へのDPP-4阻害薬、全死亡の有意な低下示せず

2018年6月14日  Journal of the American Medical Association

SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬およびDPP-4阻害薬の2型糖尿病患者の死亡率改善効果を無作為化比較試験236件(17万6310例)のネットワークメタ解析で比較した。 その結果、全死因死亡率は対照群(プラセボまたは無治療)に比べ、SGLT-2阻害薬(絶対リスク差-1.0%、ハザード比0.80、95%確信区間0.71-0.89)とGLP-1受容体作動薬(同-0.6%、0.88、0.81-0.94)で有意に低かったが、DPP-4阻害薬では有意な低下は見られなかった(同0.1%、1.02、0.94-1.11)。...