加齢黄斑変性へのemixustat、地図状萎縮の進行抑制せず

地図状萎縮（GA）を伴う加齢黄斑変性患者320例を対象に、視覚サイクルモジュレーターemixustatのGA進行抑制効果を後期第II相/III相試験で検討。emixustatおよびプラセボを1日1回、24カ月間経口投与した。 その結果、GA病変の年平均進行度はemixustat 2.5mg群、5mg群、10mg群で1.69-1.84mm2/年、プラセボ群で1.69mm2/年と同等だった（P≧0.81）。emixustatの投与群では、暗順応遅延、色視症、視力障害、赤視症が高頻度に発現した。...