CABG後のチカグレロル+アスピリンでグラフト開存率が改善
2018年6月15日
Journal of the American Medical Association
待機的冠動脈バイパス術(CABG)を施行した461例を対象に、術後1年の大伏在静脈グラフト開存に対するチカグレロル、アスピリンおよび両剤併用療法の効果を無作為化試験で比較した。 その結果、開存率は併用群88.7%、チカグレロル群82.8%、アスピリン群76.5%で、併用群とアスピリン群の差は統計学的に有意だった(12.2%、95%CI 5.2%-19.2%、P<0.001)。単剤療法の2群間には差はなかった。大出血は併用群で3件、チカグレロル群で2件発生した。...
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