肝細胞癌の腹腔下切除、解剖学的切除で再発率低い
2018年6月15日
Surgical Endoscopy
韓国で肝細胞癌に対する1次治療として同一外科医による腹腔鏡下肝切除術を受けた患者234例を対象に、長期転帰を後ろ向きに検討した。 その結果、227例がChild-Turcotte-Pugh分類Aで、167例に解剖学的切除術、63例に非解剖学的肝部分切除術を施行した。1、3、5年時の全生存率はそれぞれ98.3%、91.7%、87.1%で、無再発生存率は82.1%、67.5%、55.3%だった。Cox回帰分析では解剖学的切除の再発率が低かった(単変量解析ハザード比0.49、多変量解析ハザード比0.59)。...
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