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胃癌の予後、MSIとPD-L1で予測

2018年6月20日  Annals of Surgery

ステージIIないしIIIの胃癌患者592例を対象としたCLASSIC試験の事後解析により、マイクロサテライト不安定性(MSI)およびプログラム細胞死リガンド1(PD-L1)の予後および補助化学療法奏効の予測因子としての有用性を検討した。 その結果、無病生存率の多変量解析では、高頻度MSIと間質(免疫細胞)のPD-L1陽性が独立した予後予測因子だった(順にハザード比0.301、P=0.008、同0.714、P=0.044)。高頻度MSI群では補助化学療法で無病生存率は改善しなかった。...