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OSAHS、舌ポジションが開口時の上気道形態学的変化に影響

2018年6月21日  The Laryngoscope

閉塞性睡眠時無呼吸低呼吸症候群(OSAHS)患者138例を対象に、睡眠時の開口による上気道の形態学的変化を検討した。 その結果、最終開口角度または開口量と口蓋扁桃スコアは、口腔咽頭腔の最小断面積の変動範囲と有意な正の相関を示した。フリードマン舌位置(Friedman tongue position )のグレードI(両口蓋扁桃と口蓋垂を観察可能)の患者では開口により口蓋帆咽頭腔の最小断面積の有意な増加が、グレードIV(硬口蓋のみ観察可能)の患者では有意な減少が見られた(P<0.05)。...