MTV変化量が食道癌長期生存予測に有用
2018年6月22日
Annals of Surgery
局所進行食道癌患者102例を対象に、術前化学療法前後に18F-FDG PET/CTを用いて測定した代謝腫瘍体積(MTV)の変化の長期生存および組織学的奏効の予測因子としての有用性を検討した。 その結果、MTV減少率60%をカットオフ値とすると、PET評価による奏効例と不応例の生存率に最も有意な差が見られ(2年無増悪生存率79.2% vs. 44.4%、ハザード比3.397、P<0.0001)。このほか、組織学的奏効(P=0.0091)、腫瘍位置(P=0.0102)、病理学的T分類(p=0.0011)および病理学的N分類(P=0.0110)にPET評価による奏効との有意な関連を認めた。...
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