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喫煙経験者の肺癌リスク予測モデル9種、予測能に差

2018年6月25日  Annals of Internal Medicine

米国で喫煙経験者を対象に、9種の肺癌リスク予測モデルの予測能を比較。国民健康調査、NIH-AARP食事健康研究などのデータから抽出したコホートを用いて検証した。 その結果、5年リスク閾値2.0%で、各リスクモデルがスクリーニングした検診対象者数は760-2600万人だった。2種の検証コホートともに、Bachモデル、PLCOM2012、LCRAT、LCDRATは、全般的にリスクを多く見積もり過ぎた他の5種に比べ、良好な較正精度(expected-observed比範囲0.92-1.12)と良好な曲線下面積の値(同0.75-0.79)を示した。性能が高かったモデル4種は特異性を固定した状態で感度が最も高かった。...