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椎体形成術の疼痛緩和効果、偽手術と有意差なし(2018/07/02訂正あり)

2018年6月26日  British Medical Journal

急性骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折患者180例を対象に、経皮的椎体形成術の疼痛緩和効果を無作為化偽手術対照試験で検討した(VERTOS IV試験)。 その結果、椎体形成術群および偽手術群ともに、ベースラインと比較した全追跡評価時点(術後1日、1週間、1ヵ月、3カ月、6カ月および12カ月)の視覚的アナログ尺度(VAS)スコアが有意な改善を示した。追跡期間12カ月のスコア改善度には有意な群間差を認めなかった。このほか、副次評価項目に規定した腰痛指標Roland-Morris Disability Questionnaire(RDQ)にも群間差は認めなかった。 【訂正】2018年7月2日に以下を訂正しました。 タイトルを「脊椎圧迫骨折の椎体形成術、疼痛を緩和せず」から「椎体形成術の疼痛緩和効果、偽手術と有意差なし」に変更しました。お詫びして訂正致します。...