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英国の高い乳児死亡率、主に出生特性に起因

2018年6月26日  Lancet

2003-12年の単生児出生コホート(英国393万2886例、スウェーデン101万3360例)を対象に、英国の小児死亡率がスウェーデンより約2倍高い原因を検討した。 その結果、英国の生後2-27日の超過死亡リスクの77%は出生特性(在胎期間、出生体重、性別、先天異常)、3%は社会経済的因子(母親の年齢や社会経済的地位)によって説明できた。生後28-364日の超過死亡リスクの68%は出生特性で、3%および11%は社会経済的因子によって説明できた。生後1-4年の調整後ハザード比は両国間に有意差はなかった。...