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ヘルニア修復TEP法、下腹部手術歴の影響示さず

2018年6月26日  Surgical Endoscopy

日本の単一施設で腹膜外到達法(TEP法)による腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復313例のデータを基に、下腹部手術既往歴(腹壁癒着など)がTEP法に及ぼす影響を後ろ向きに検討した。 その結果、下腹部手術既往歴のあった84例のうち75例でTEP法が成功、9例で術式を変更した。変更理由は術野展開困難5例、腹膜嚢の損傷2例、術中出血2例だった。TEP法施行後、7例に対側鼠径ヘルニアが見られた。...