高BMIが喫煙行動に影響か

肥満が喫煙行動に及ぼす影響を調査するため、英国Biobankデータ（ヨーロッパ系37万2791人）でメンデル無作為化試験を実施。結果をタバコと遺伝子（Tobacco and Genetics［TAG］）コンソーシアムデータ（7万4035人）で検討した。 その結果、BMIが1標準偏差（4.6kg/m2）上昇するごとに、喫煙者になるリスクが上昇した（オッズ比1.18、95％CI 1.13-1.23、P＜0.001）。TAGデータでもこの関連が再現された（同1.19、1.06-1.33、P＝0.003）。体脂肪率やウエスト周囲径についても同様の結果であった。...