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喉頭癌で治療の遅れが全生存と関連

2018年6月29日  The Laryngoscope

喉頭扁平上皮癌患者3万3819例を対象に、治療期間の遅延と生存転帰の関連を検証。診断から治療開始までの期間、手術から放射線療法開始までの期間、放射線療法期間、全治療期間、診断から治療終了までの期間を算出した。 その結果、手術群では、手術後の放射線療法開始遅延(ハザード比1.15[1.03-1.29]、 P=0.015)および各治療間の時間間隔(同1.16[1.02-1.31]、P=0.025)が、非手術群では、診断から治療開始(同1.08[1.02-1.14]、P=0.007)および診断から治療終了までの期間が(同1.09[1.03-1.16]、P=0.003)全生存と関連した。両群全体では放射線療法の遅延(P=0.001、P<0.001)が全生存と関連した。...