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頸椎の退行変性、必ずしも臨床症状の発現と関連せず

2018年7月2日  The Journal of Bone & Joint Surgery

日本で1993-96年に頸椎のMRIを受けた健常者497例のコホートから193例を対象に、20年間の頸椎の退行変性を前向き縦断研究で調査した。 その結果、20年間で対象者の95%にMRI画像上で頸椎変性の進行所見を認めた。MRI画像上の変性所見と臨床症状の発現との関連をロジスティック回帰分析では、椎間孔狭窄と上肢痛の関連(オッズ比4.71)を除いて、退行変性と臨床症状間に関連性は見られなかった。...