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外来のポイントオブケア検査による慢性心不全診断、感度は高いがデータ不足

2018年7月3日  British Medical Journal

英国で外来診療の慢性心不全患者を対象に、ポイントオブケアによるB型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)またはN末端B型ナトリウム利尿ペプチド(NTproBNP)の診断精度を系統的レビューとメタ解析で評価した。 その結果、閾値100pg/mLの感度は0.95で、100pg/ml以上の閾値では感度が高かった。一方で、100pg/mL未満では感度範囲が0.46-0.97で、特異度は0.31-0.98だった。NTproBNPによるプライマリケア試験では、閾値135pg/mLで感度0.99、特異度0.60だった。BNPとNTproBNP間に統計学的有意差は認められなかった。...