管理不良喘息、デュピルマブで増悪発生率減
2018年7月4日
New England Journal of Medicine
管理不良の喘息患者1902例を対象に、完全ヒト抗IL-4α受容体抗体デュピルマブの有効性および安全性を検証した(LIBERTY ASTHMA QUEST試験)。 その結果、デュピルマブ200mg群の重度増悪年間発生率はプラセボ群に比べ47.7%低かった(0.46 vs. 0.87、P<0.001)。血中好酸球数が300個/mm3以上の患者に絞った場合は、65.8%とさらに大きな低下が見られた。12週時の1秒量(FEV1)変化量もデュピルマブ群の方が有意な改善が見られた(0.32L vs. 0.14L、P<0.001)。デュピルマブ300mg群でもほぼ同じ結果を得た。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。